CVBがサイヤング賞候補投手の飛躍のきっかけ
メジャー25球団が使用していますが、使用者の一人シカゴ・ホワイトソックスのダイラン・シース投手は2019年のメジャーデビュー以来、年々成績を向上させてきています。
今年は非常に安定したピッチングを続けており、エースと言っても良い活躍でサイヤング賞候補にも挙げられています。
2019: 4勝7敗、防御率5.79
2020: 5勝4敗、防御率4.01
2021:13勝7敗、防御率3.91
2022:13勝6敗、防御率2.13(2022年9月5日時点)
彼はインタビューで、飛躍のきっかけは
「2020年オフに投手コーチの勧めでコア・ベロシティ・ベルト(CVB)を使ってピッチングフォームを作り直したこと」
と語っています。
<シース投手談>
「CVBを使って下半身の使い方を修正し始めたのですが、CVBは正しい下半身の動きを身体に覚え込ませてくれるため、投球時に下半身の動きは考えなくてよくなりました。
そのため、他の部分に集中できるようになり、精神的にも楽になりました。」
同投手は、先日(2022年9月3日)のツインズ戦では9回2死までノーヒットノーラン、最終的には1安打完封で勝利投手となりました。